
ストレート腰の整体施術
このページでは
整体の観点から「ストレート腰の腰痛」について解説しています。
ストレート腰はなにかしらの原因で本来S時カーブを描く腰がまっすぐになってしまっている状態で
ストレートスパイン、竹腰などとも言われています。
言い方の違いはありますが状態はみな同じで腰がまっすぐの状態を指しています。
まっすぐなら背筋が伸びて良いのではと思うかもしれませんがこのストレート腰は
本来の腰の状態ではなく腰椎のゆがみになります。寝起きの腰痛や慢性の腰痛に関与しています。
そのあたりのことを解説していますので参考にしてください。
1.ストレート腰の原因と症状
通常人の体は横から見たときにS字の湾曲を描いている状態が正常です。
このS字カーブは衝撃を吸収するバネのような役割を果たしています。
しかし、ストレート腰は腰の前湾がなくなってしまい、
腰椎がまっすぐの状態になっているので衝撃を充分に吸収できず腰に大きな負担がかかってきます。
このような状態は、椎間板が飛び出しやすく腰椎椎間板ヘルニアの発症するきっかけになる上、
腰の可動域が制限され筋肉の疲労による硬化と血流障害を招き慢性痛に悩まされます。
原因は、長時間の同一姿勢、不良姿勢、運動不足などによる骨盤のゆがみと筋力の弱化、
体の使い方のくせなどによる筋肉の強弱のバランスの不均衡が考えられます。
2.整体からみるストレート腰
ストレート腰とは逆の腰の前湾が強いゆがみがある反り腰という状態があり
この反り腰の方が腰痛の原因としての認知度がたかく聞いたことがある方も多いと思いますが、
施術経験上、慢性腰痛の方は反り腰よりもストレート腰や骨盤が後ろに傾いている骨盤後傾の方が多いです。
ストレート腰は腰の可動域の制限があるので動作痛があり腰が疲労しやすくまたストレッチも思うようにできないので回復しにくいので慢性痛になりやすいと言えます。
背筋を伸ばしたり後ろに反る動作もできないのでますます筋肉の硬化や血行不良で慢性化が進みます。
また就寝中は腰椎が長時間まっすぐの状態を強いられているので起床時には腰がガチガチにかたまっているためしばらく痛みと動作制限がおきます。
これが寝起き腰痛の一因になっています。
3.ストレート腰の整体施術
ストレート腰が腰痛の一因になっていることは上記で記した通りです。
原因は骨盤と腰椎のゆがみなので湿布や鎮痛薬では根本改善は見込めません。
また医療機関では、ストレート腰という概念はないので原因不明の腰痛症ということになります。
YouTubeなどの動画でストレート腰を改善するストレッチなども紹介されていますが
そもそも思うようにストレッチができないのが特徴なのであまり効果がありません。
改善するためには整体などゆがみを整える手技療法が適しています。
ゆがみを整えるにはガチガチにこりかたまっている腰回りを緩めて血流を促し骨を動かしていきます。
それには腰を強圧したりひねったりする手法では全く意味がなく、
腰は優しい触診でゆるめ、殿部やふくろはぎ、足首などの関連部位を調整していくことが必要です。
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筋膜性腰痛 について解説しました。
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