上腕二頭筋長頭腱炎|松本市 のぞみ整体院

tel.0263-33-2070

受付時間 8:30~20:00 不定休
〒390-0877 長野県松本市沢村2-15-11

ライン
腕を伸ばしている女性

上腕二頭筋長頭腱炎を解決

このページでは 整体の観点から「上腕二頭筋長頭腱炎」について解説しています。
肩の前側から腕のつけ根のあたりに痛みがでる上腕二頭筋長頭腱炎は野球やテニスなどのスポーツで炎症をおこし痛めることがありますが 施術経験上、五十肩の症状のほとんどが上腕二頭筋長頭腱炎がきっかけになっています。
上腕二頭筋が疲労や摩耗、加齢などなんらかの原因で炎症をおこし二の腕が痛くなり痛みの範囲が徐々に肩のほうに広がっていき肩の可動域制限がでてしまうといった感じです。
五十肩の症状が全て上腕二頭筋の炎症ではありませんが多いのは事実です。
そのあたりのことを解説していますので参考にしてください。

1.上腕二頭筋長頭腱炎とは

上腕二頭筋長頭腱炎とは上腕二頭筋(腕の力こぶの部分)の長頭腱が炎症をおこして腕や肩に痛みが発生した状態です。
長頭腱は上腕二頭筋の肩付近の腱です。 上腕二頭筋は腕を上げたり肘を曲げたり手首を回したりふだんのなにげない動作でもたえず負担を強いられているため、 使いすぎや疲労、加齢などが要因で肩の骨と擦れて炎症をおこすことがあります。
野球やテニスなど腕を振り上げる動作で痛めやすいと言われていますが、普通の日常生活でも痛めます。
50歳ぐらいになると上腕二頭筋の長頭腱が痛くなることがあり痛みの範囲も徐々に広がり肩の可動域制限もでてくるので五十肩になります。
五十肩の肩関節周囲炎と上腕二頭筋長頭腱炎は特に違いはないのですが、 若い方でスポーツをしていて上腕二頭筋の肩付近が痛くなると上腕二頭筋長頭腱炎の診断になると考えられます。

2.整体からみる上腕二頭筋長頭腱炎

上腕二頭筋長頭腱炎は、長頭腱と肩の骨がこすれて炎症をおこす症状ですが、上腕二頭筋の疲労や硬直が要因になっています。
また上腕二頭筋だけが硬直するわけでなく頸肩腕全体の疲労や肩や肘の関節のゆがみ、背中のはり、体のゆがみなどが重なっておきる症状と考えられます。
痛い部位は腕や肩なのですが、その痛い部位に湿布を貼ったり電気をあてたり注射をしても一時的に痛みが治まってもまた痛みはぶりかえします。
全体の調整をしないと根本解決にはなりません。
またある程度炎症が治まり痛みが軽減しても腕や肩周りの深層筋の硬直や癒着、筋膜の硬直などが発生し肩の可動域制限がでてきます。
リハビリや整体など手技療法、あるいはストレッチなどで改善していくか何もしないで自然治癒をまつかという選択になります。
最初に痛みが発生したときに無理をしないように安静にして炎症が抑まってから正しい整体施術を行うと可動域制限も軽減され全体的には早い改善が期待できます。

3.上腕二頭筋長頭腱炎を早く回復させるには

この症状が即効で治るということはなく段階をへて回復していきます。その過程の中でいかに早く回復させるかということを解説します。
初期の段階は炎症が強く痛みも強いので鎮痛薬や注射などで痛みを軽減させ安静にして炎症が治まるのを待ちます。
炎症が強い時は徒手療法は適さないので痛みが軽減してから医師の指示に従ってリハビリ等行うのが良いです。
私は経験上、初期の痛みが強い状態の時でも独自の施術法で早い回復を促す施術を行いますが一般的には刺激をせず安静にしているのが通説です。
ただし炎症が治まってからもいつまでも様子をみていたり自然治癒をまっていると 可動域制限が改善するのに時間がかかってしまうので痛みが軽減したらすぐリハビリに入ったほうが良いです。 湿布をして様子をみていると肩周りに筋肉の拘縮が進んでしまい肩の可動域制限が強くなってしまいます。
リハビリは一般的には理学療法士が施術するのですが一向に改善しない場合は、 体や肩腕の各関節のゆがみを整える必要があるので全身を調整する整体などの徒手療法に変えた方が早い改善が促されます。
私は何年も肩の可動域が治らないという方を何人もみてきましたが、 このような方々は関節のゆがみを放置してゆがんだ状態で硬まってしまっていることが原因になっています。
整体や鍼灸などさまざまな代替療法があるので改善しなければ変えてみるほうが良いと思います。

上腕二頭筋長頭腱炎でお悩みでしたらのぞみ整体院で解決しませんか

上腕二頭筋長頭腱炎について解説しました。
こちらに肩の症状の関連ページがありますのでお悩みでしたら読んでみて下さい。