
ご高齢者の足腰の痛みについて
このページでは
整体の観点から「ご高齢者の脊柱管狭窄症」について解説しています。
加齢とともに体のゆがみ、筋力低下、骨の変形、靱帯の肥厚などはあるので足腰の痛みはこれが原因という特定はきわめて困難です。
狭窄症の所見がみられてもそれだけが足腰の痛みの原因とは限りません。
そのあたりのことを長年の整体施術の観点から解説していますので参考にしてください。
1.80歳以上の方の脊柱管狭窄症
加齢とともに骨や靱帯は変形してしまうので脊柱管は狭窄しやすくなっていることもあり、80歳以上の方の脊柱管狭窄症になる割合は約40%ぐらいと言われています。
80歳を超えて足腰に痛みやしびれで悩んでいるということはよくあることで病院の検査でも脊柱管狭窄症と診断されたという方も多いのですが
高齢になると痛みしびれの原因が脊柱管狭窄症だけとは言えません。
加齢とともに足腰の筋肉の硬化や癒着、腱の硬化による伸縮性の低下、各関節のゆがみなどがおきて、さまざまな身体の不具合が複数かさなり痛みやしびれを発しています。
そのため脊柱管狭窄症によく処方される鎮痛薬や血流がよくなる薬などは効かないことが多く「としだから仕方がない」という事になってしまいます。
しかし脊柱管狭窄症という診断にこだわらず足腰の痛みを緩和させるということを考えていくと好転していきます。
2.整体からみるご高齢者の足腰の痛み
ご高齢者の足腰の痛みは上記で記した通り脊柱管狭窄症に関わらずさまざまな要因がかさなって発症していますので治るとか治らないというより
いかに症状を和らげてコントロールしていくかということが重要だと考えられます。
すでに注射や薬、電気療法などさまざまな治療をうけてこられたと思いますがそれほど効果はないことでしょう。
足腰の痛みを緩和させるにはやはり身体に触れる整体などの手技療法が適しています。
手技療法は硬化した筋肉や腱を和らげ血流を良くする作用があるので痛みしびれの緩和に適しています。
脊柱管狭窄症という診断にこだわらず足腰の痛みを緩和させるためにはどうすれば良いかということに焦点をあてるべきだと思われます。
3.ご高齢者の脊柱管狭窄症の整体施術
50代から90代の方までいろいろな方の脊柱管狭窄症を施術させていただきました。
その施術経験からいうと、年齢に関係なく足腰の痛みは必ずしも脊柱管狭窄症だけが原因とは言えないということです。
病院で検査をうけて脊柱管狭窄症の所見がみられたので脊柱管狭窄症であることは間違いないのですが、しかしそれが痛みの原因ではないことも多いのです。
症状によってはすべり症も併発しているということも言われることもあります。
しかし、ご高齢者の足腰の痛みはさまざまな原因が複数かさなって発生している症状です。
そのさまざま原因と考えられるゆがみ、筋肉の硬化などを解消すると痛みしびれは緩和されます。
薬を飲んで休むのではなく、ゆがみを整え凝りをほぐす整体施術で症状を緩和させ、
少しでも歩行することによって血液の流れを循環させ筋力をつけ好転させていきます。
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